2019/07/28 Category : こと インド・タラブックスの挑戦 細見美術館で開催中の「世界を変える美しい本/インド・タラブックスの挑戦」へ行ってまいりました。京都の岡崎にある美術館です。ただいま京都市美術館が改装中ですので、岡崎へ足が伸びることも少なくなりました。観光でも有名ですが、何分・・・休憩する場所がない(笑)いや、ロームシアターにスタバができましたし、都メッセの地下にも多少なりあるのですが。イベントがあると人が多くてなかなか。細見美術館の中にレストラン、カフェ、茶室がありまして・・・ちょっと穴場だったりします。 さて、タラブックスとの出会いはボローニャ国際絵本原画展でございました。シンプルさと素朴さと不思議。丁寧なつくりと今だから貴重に思える手摺りの技術、手作りの絵本。当たり前のことが当たり前ではなくなっているのかなあ。人の手、の生産性について考えさせられたのと、生きることがなんてシンプルなことなんだろうか。展示の中で祭壇に飾る大物の布に女神の絵を描く、染のお仕事をされている方の映像があったのですが、感動しました。世界は広いとともに、なんて狭い視野の中にいるんだ日本(笑)技術も生活も豊かもしれませんが、人間が貧しい。ニュースを見ながら思うのでした。まあ、日本に限ったことではありませんがね。生きること、信じること、毎日の積み重ね。タラブックスの中にある哲学は素晴らしい。伝えられてきた物語、インドでは当たり前に受け継がれている世界観が今現代に必要なことを指してくれている気がして、もう。涙涙でございました。ああ、私は疲れてる(笑)そういうときはちょっと一息美味しいを食べましょう。京都三条にあるイノダコーヒー本店の中にある別館へ。閉店三十分前はさすがに売り切れが多い中、ウェイトレスさんが美味しいですよ、と教えてくれたのが、イチジクとクリームのザクザクした触感の中にある柔らかさが疲れを癒してくれました。ほんと、これは美味しい!!お姉さん教えてくれてありがとう!ジャンボシュークリームとか、名物的なのも気になるけど、あ、これはリピートしたい!と思えるケーキでした。あー・・・こういう風に書くから、食とのカテゴリが(笑)むつかしいなあ PR
2019/07/20 Category : こと エルンスト・クライドルフ展 @伊丹市立美術館 エルンスト・クライドルフ展~アルプスが生んだ絵本画家~伊丹市立美術館で開催中の展覧会へ行ってまいりました!!擬人化は最強ですね(笑)しかもエルンスト・クライドルフは植物の知識が深く学術的な側面を感じさせながらの擬人化!実際の草花を見て、エルンスト・クライドルフの描いたキャラクタたちがすんなりと思い浮かばせることができます。写実的な中にあるアニメーション要素といいますか、静画なのに瞬きした瞬間に動画を感じさせる線は素晴らしく、あこがれます。リトグラフ6~8色の限界を10色まであげて、その上に濁りのない透明感のある印刷技術もほれぼれします。200点ほどの素晴らしいコレクションが日本でみられるのも、長野県にある「小さな絵本美術館」の収蔵品だからこそ!素晴らしい、の一言です。私たちが一番最初に触れるアートは、生物学的に母の皮膚だとは思うのですが、視覚的には絵本だと思っています。絵本は、これなあに?という疑問を生むきっかけでもあり、自我、思考、を意識させるアートでもあるとも。手近にあるアートを今一度原画で楽しんでほしいなあ。印刷技術の歴史とも深い関係のある絵本です。清里のえほんミュージアムといい、黒井健絵本ハウス、ちいさな絵本美術館、イルフ童画館、安曇野岩崎ちひろ美術館…長野、山梨、最強伝説です(笑)森とともに絵本。森と草原がセットになる絵本の美術館は最高です。森に帰りたい(笑)最近はそればかり。関西にも森と絵本の美術館ほしいですね。高槻あたりの古墳が出土したあたりでどうですか?(笑)候補として、和歌山かなあ京都もいいんですがね、北の方に。でもいつも京都は北か東になるので(京阪、比叡山電鉄があり、阪急との乗り換えにも便利)西に作ってほしいかも?東西線地下鉄の開発がストップしてるし、不なまま京都に移転予定の文化庁。西の方の開発すすめば、亀岡、舞鶴、日本海へ向かうのも...?不便さが味なのかもしれませんが(笑)京都市外も素敵なんですよ、がんばれ交通網!!(笑)話がそれましたが。夏といえば、やってきますね!!ボローニャ国際絵本原画展!楽しみです!
2019/07/07 Category : こと 清里 絵本ミュージアムへの旅でした 清里です。私が住んでるところからちょっとアクセスが面倒な、清里です。一時期とてつもなく流行った憧れの草原リゾート、清里です。私がエロール・ル・カインと出会ったときネットで一番にヒットした美術館がある、清里です。学生でアルバイトもしていなかったので。行けるのは夢のまた夢…と思っていました。大人ってすごい(笑)いや。それでも清里は遠かったです。乗り換えと乗り換えの待ち時間でだいたい往復で10時間ちょい超えてます(笑)こはもう、愛で(笑)目的は、絵本ミュージアム清里!エロール・ル・カインの展のためです!幸せすぎる時間でした。あの画力と豊富なアイデア、視覚的知識、デザイン。構成力のセンス、色彩のバランスとリズム…ほんと、行くのをためらっていた自分が馬鹿みたい(笑)1975年の、未発表作の絵が頭から離れません。あの絵のポストカードか画像がほしい…時間が経てば立つほど。絵の細部が思い出せなくなってしまって、悔しいです。私はなぜ。あの絵のことを美術館の方に尋ねなかったのか…
2018/08/12 Category : こと ボローニャとレオレオーニ展 お久しぶりでございます。最後の更新から約一年?ぶりでございます。この間、フライングで投稿してしまいましたが(笑)消しゴムはんこも、ご無沙汰です。色々思うことがあって少し距離を開けておりました。その間になにか劇的な、ドラマティックなことでもあればご報告も華やいだものとなったのですが(笑)特に何もございません、いつも通りでございました。いいのか、わるいのか(笑)そのあたりは今後のブログ更新で皆様に評価していただければちょこちょこ東京の美術館へは足を運んでおります。この間は横浜へ行って参りました。巡回展がない展覧会はどうしても遠征必須。スケジュールが合わずに観られないのもあり、悔しい思いもしております。パディントンの原画、みたかった!!!!今年も早速行ってきたのは言うまでもないボローニャ!です。そしてレオレオーニ展!スイミーは素晴らしかったので、ぜひ!!おすすめです!!そんな中。友人に教えてもらったジュエリーが素敵で絶対ほしい!!!と考えに考えていましたところ…レオレオーニ展でワニくんと出会い(笑)悩んでいた幸運のワニという素敵なストーリーのあるネックレスの購入を決意いたしました。3、4ヶ月悩んでました(笑)はじめはパライバの指輪がきっかけ。そこから南十字星のペンダントトップに魅了されつつ、なんでいる間にワニくんと出会い→レオレオーニ展で運命を感じました(笑)そんな毎日にまたムズムズ創作意欲が復活の兆し。まずは皆様に生きて元気ですとのご報告に伺いました。今後もよろしくお願いいたします。